「ブランド広告」☆概要と感想☆

1年以上前の作品のため、ちょっと内容に新鮮味が欠けるかも。
でも著者が電通出身者なので、
きっと電通さんはこんなかんじでやってるのね〜広告作り、
とゆうのがよくわかります。


著者がこの本を通して広告を打つ上で重要であるとうったえているのは、
①消費者第一主義(インサイド・アウトからアウトサイド・インへ)
市場のニーズを的確に捉え、”コンセプト”と”具体的なフレーズ”を打ち出すこと。


②IMC(統合型マーケティング・コミュニケーション)
従来のマス広告だけではすぐに壁にぶち当たる。十人十色に多様化した消費者に対して、広告から販売促進、PRまできめ細かくメディアを使い分け、一つの複合体として捉えること。


③一貫性
同じ色、同じフレーズ、同じタレント起用などによる一貫したイメージが消費者に安心感を与える。
等が主。


特に②については、ネットを活かした”個告”の果たす役割(双方向へのコミュニケーション)などを挙げ、いくつもの手段による連携プレーが、将来的に必要になってくると解く。


後半は企業のブランド構築方法やその失敗例について例が挙げられ、いかにも広告代理店の人間が書いたって感じの文章になっている。(ベネトンを世界的ブランドに押し上げた奇抜な広告の力と失敗、その後についてはちょっと納得)


蛙の鳴き声で「バド・ワイ・ザー」とか、
世界の大手企業のブランド戦略として広告が取り上げられていて懐かしかった。
やっぱり全体的にちょっと古い感はあるけど、
しかもあんまり面白い文章じゃなかったけど、
マーケティングの方法など、広告業界以外においても参考になる部分もあった。


すごい長くなっちゃた。
誰か読んでくれるひといたらいいな☆★☆